2007年08月22日

鳴門の大塚国際美術館

16日のこと。
15日に阿波踊りを観た後、宿の鳴門まで鉄道(なんと徳島はディーゼルで動く電車だった)で
移動し、駅前からタクシーに乗ったら運転手さんが「ぜひ大塚の美術館を観なさい」と言った。

ガイドブックにも載っていた。入館料が大人3150円と結構高い。
16日、渦潮のいい時間帯まで3,4時間あったので、大塚国際美術館に寄ってみた。

オロナミンCやボンカレーで有名なあの大塚が造った美術館だ。

世界各地の美術館や聖堂の名画を、そっくり同じ大きさで陶板に焼いた作品が展示されている。
一部屋全体が壁画で飾られ、礼拝堂の内部が再現されている所もあった。

大きな作品では、よく観ると陶板の継ぎ目が見られるが、
本物の美術作品を観ているような感覚に陥る。

古代・中世の壁画から始まり、ダ・ヴィンチ、ラファエッロ、レンブラント、ゴヤ、ミレー、
モネ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、ルソー、ムンク等々、
そしてピカソなどの現代作家に至るまで、その数1000点余り。

イヤホンを借りて、解説のある100点を中心に観て回ったが、それだけで脚が疲れるほど。

本物の壁画や絵画は劣化するが、陶板画なら傷みはほとんど無い。
改めて日本人の発想と技術力に感動した。

日本にいながらこれだけの絵に触れられたことは、旅の思わぬオマケだった。

鳴門の大塚国際美術館





その日の渦潮は午後2時前後が見ごろだったので、まだ観切れていない美術館を後に、
渦の道に行き、海の上から鳴門の渦潮を見た。

予定では2時か2時半の潮見船で渦の近くまで行って見るつもりだったのに、
夏休みとあって、道路が混雑していて、呼んだタクシーがなかなか来ない。
しかたなく、渦の道の下から出ている小さな方の潮見船に乗ろうと行ってみたら、
もう2時半までのチケットは完売で、帰りの高速バスの予約時間を考えたら、
もう乗れる船は無かった。

ああ、鳴門の渦潮、近くで体感したかった~
行き先を前日に決定して出かけた旅は、こういうところでヘマするんだよねぇ(ノ_・。)

鳴門の大塚国際美術館
  
       渦の道から見た渦潮


Posted by 朧月夜 at 15:39│Comments(2)おすすめ
この記事へのコメント
ども コンビニおじさんです
えー!? これって陶板ですかぁ
本物のようですね
3150円の価値は十分ありそうですね。
良い旅をされたようで、うらやましいです。
最近遠出はしていないです(涙)
Posted by コンビニおじさん at 2007年08月24日 18:58
コンビニおじさん

近くで観ても本物の雰囲気が味わえますよ!
機会があったら、ぜひ訪れて下さい。
阿波おどりを観て、鳴門に寄るコースはオススメです。
Posted by 朧月夜 at 2007年08月25日 00:05
 
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鳴門の大塚国際美術館
    コメント(2)